2012年7月13日金曜日

/etc/avahi/hosts を使ってみる

CentOSなどで、普通にavahi daemonを動かしてるだけだと、自分のホスト名をアドバタイズしてくれるだけですが、/etc/avahi/hostsを使うと、もう少し進んだことができます。試験ネットワークのためにbindを立てるほどのことはないんだけど、しかしクライアントの/etc/hostsに逐一書くのは面倒だ・・・というときに調度良いです。

 

たとえば。

試験ネットワーク

 

こんな風に試験ネットワークを組んだりすることがあります。LBの奥に試験用サーバを置いておく。これらは、作業用&試験用クライアントと異なるセグメントに存在している。そのため、LB/試験サーバ間では互いのアドレスを知ることができるが、クライアントは試験用サーバのアドレスを知ることができない。あらかじめ決め打ちされた試験環境であって、これを永続的に使うのであれば、hostsファイルを置くなりbind立てるなりいろんな選択肢もありますが、もう少し便利にかつもう少し手軽にやりたいときに、/etc/avahi/hostsが役立ちます。ここではLoadBalancerとして動いているマシンにavahi-daemon を入れて動かすものとします。

 

/etc/avahi/hostsは/etc/hostsと同じような形式になります。つまり、

ip-address    hostname

という形式です。/etc/hostsと違うのは、ホスト名をFQDNで書かなければいけないということ。zeroconfの世界ですから、一般的には.localをドメインにされていることが多いと思います。ですから、

 

192.168.1.1    alpha.local
192.168.1.2    bravo.local
192.168.1.3    charlie.local
172.16.1.1      delta.local
10.1.1. 67       echo.local

こんな形で記述することになります。これで、新規ホストの追加・削除などの際にはavahi-daemonの動いているマシンで、/etc/avahi/hostsを編集すれば良いということになります。

注:このとき、avahi-daemon自身がアドバタイズするIP addressに対する記述をする場合には、/etc/avahi/avahi-daemon.confに、

publish-addresses=no

という行を付け加えるようにしてください。

 

UNIXサーバ側では、libnss-mdnsをインストールしてもらえれば、avahiによる名前解決ができるようになりますし、WindowsではiTunesなどをインストールすることで、Appleによるzeroconf実装(Bonjour)がインストールされて利用可能になります。

2012年7月6日金曜日

Skype on macのメニューバーがなんか変。

気付いてしまったら気持ち悪くなってしまいました。

Skype on macのメニューバーの表示が・・・

スクリーンショット 2012 07 05 23 14 01

 

「すべて」ってなんだよ・・・orz

NewImage

 

最新のバイナリにしてみたんだけどな・・・。これって、僕だけの症状?!